総合監視システム、制御ネットワークの設計構築、各種制御設備の設計・製作のことならお任せください。機械設計と電気設計、どちらも対応いたします。

HOME 制御・監視システム設計のプロに相談する ノウハウ資料無料ダウンロード

技術コラム / Column

技術コラム タグ一覧
事例カテゴリーから探す
分野から探す
タグ一覧
当社だからこそできること
制御・監視エンジニアリング
センター.COMとは

【お客様の声】遠隔監視で、6拠点・計6台の解凍庫を「いつでも・どこでも」一括管理|株式会社 大成 様

2026/07/29

工場監視システム「SmartMill」導入事例 | お客様の声
株式会社 大成 様
『馬刺し一筋、六十年』「おいしい」と「安心」を追求!
スマートフォンによる遠隔監視で、6拠点・計6台の解凍庫を「いつでも・どこでも」一括管理
株式会社 大成 本社外観と製造事業部 課長 櫻井氏
写真:製造事業部 課長 櫻井氏
1. 株式会社 大成について
Q株式会社 大成について、ご紹介ください。
株式会社 大成は、馬刺し(生食用馬肉)を中心に製造・販売する食品メーカーです。
私たちは「安心して召し上がっていただけるおいしい馬刺しを安定的に届け、馬刺し文化を未来へつなぐこと」を使命として歩んでまいりました。外食産業や量販店を中心に全国へ商品を展開し、原料から製造・出荷まで品質管理を徹底しています。「食の安全」を守ることが文化の継承につながると考え、日々取り組んでいます。
商品 ウルグアイ産馬刺し馬肉ユッケ・馬刺しスライス パッケージ
商品「馬肉ユッケ・馬刺しスライス」
大人気の馬肉ユッケと馬刺しスライスは、解凍するだけでご家庭でも手軽に本格的な味わいをお楽しみいただける商品です。
会社名さくら工房 株式会社 大成
代表者代表取締役社長 田中 実
設立1967年1月16日
所在地[本社]〒399-3701 長野県上伊那郡飯島町大字田切 1212-400
2. 導入前の課題 | 属人的・物理的監視に伴うリスクとコスト
QSmartMill導入前の課題を教えてください。
解凍庫6箇所の管理を、属人的な目視管理で行っていました。長期休みの間に異常が起きても休み明けまで対応ができないため、長期休み明けの前日に従業員がわざわざ現場へ出向き、6箇所ある機器をすべて回って正常に動いているかを確認しなければならず、非常に大きな手間が発生していました。
また、1ヶ月に1度しかデータを抜き取っておらず、リアルタイムでの温度把握や一括監視ができていませんでした。
6箇所に分散した解凍設備
「いつでも・どこでも管理可能」な体制の構築
分散した解凍設備をリアルタイムに一括監視できる体制を構築することが課題でした。
3. SmartMillを採用したポイント
QSmartMillを採用したポイントを教えてください。
■ SmartMillは「スモールスタート」が可能。
工場監視システムと言っても、SmartMillは部分的に監視・制御が可能なシステムとご紹介いただきました。また、導入から運用まで短工期で実現できる点も、今回の課題解決につながると思いました。
※ 発注は11月末。年末年始の休業前に運用を開始しました。
4. 対策 | スマートフォンによる遠隔監視
QSmartMillでどのような対策を講じましたか?
本社工場の解凍庫4台、第二工場の解凍庫2台、計6台の解凍庫内温度および異常・故障信号を取り出し、監視PCに情報を収集。インターネット回線を介して、スマートフォンで遠隔監視できるようにしました。
解凍監視盤から監視PC間は、工場内の複雑な建築物内の配線を省略するため、無線通信で情報を伝送する方式としています。
SmartMill システム構成図(本社工場・第二工場・監視PC・スマートフォン端末)
監視PCの主な機能
トレンドグラフ/デジタル表示/故障・異常出力/データCSV出力(SD出力)
スマートフォンで見える化 監視PC画面
スマートフォンで確認できる「見える化」と、監視PC画面
5. 導入後の効果 | スマートフォンによる遠隔監視
QSmartMill導入後の効果を教えてください。
効果① 休日出勤や現場を回る手間の解消
スマートフォンで確認できるようになったことで、実際に人が現場へ足を運ぶ必要がなくなり、非常に大きな手間が省けました。
効果② マルチロケーションの一括集約管理
6箇所に分散した拠点情報を単一のダッシュボードに統合しました。これまで数時間を要していた全拠点の巡回確認が、数秒のデバイス操作で完結します。
評価項目従来体制(物理監視)新体制(遠隔監視)
監視手法6拠点を物理巡回し目視で点検スマートフォンによる一括遠隔監視
異常検知速度最大24時間以上の遅延リスク(休暇最終日のみ)24時間365日リアルタイム通知
対応コスト休日出勤手当+移動経費ゼロ(移動不要・即時判断)
データ完全性人的な見逃しリスクありシステムによる確実なログ記録
6. 今後の展開
Q今後の展開を教えてください。
生食用食品の安全性において最も重要な温度管理を、冷凍庫を含む全工程で自動データ化することを検討しています。スマートデバイスでの常時監視により、HACCP遵守の証跡(エビデンス)を自動生成していきたいと考えています。
また、衛生・環境管理の自動化(水質管理)として、現在は人の手で行っている殺菌水や排水等の計測業務をセンサー化し、常時データ化します。これにより「人の目」による主観を排除し、水質異常の予兆検知を自動化したいと考えています。
お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
※本記事は2026年7月取材時点の内容です。
工場のリモート監視・省人化のご相談
工場監視システム「SmartMill」による遠隔監視・見える化・省人化の取り組みについて、
制御・監視エンジニアリングセンター.COM(株式会社ヤマウラ)がご相談を承ります。

技術コラム一覧に戻る

 関連リンク

「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。