総合監視システム、制御ネットワークの設計構築、各種制御設備の設計・製作のことならお任せください。機械設計と電気設計、どちらも対応いたします。
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当社の屋外盤の標準塗装としてはアクリル塗装、ウレタン塗装としておりますが設置環境、仕様等により塗料の種類も変わってきます。またコストについても塗料の種類によって変わってきますので、ご依頼いただいた際に相談させて頂きながら決めさせていただきます。
当社で製作している制御盤については基本的にRoHS対応品になります。屋外盤の材質・塗料から始まり内部の実装部品についてもすべてRoHS対応品にて製作を実施しております。材料証明やミルシートをご要望の場合には、お気軽にご連絡ください。
当社では過去にさまざまなタイプの制御盤の設計・製作を実施しております。お客様のご要望に応じた特注の制御盤の製作にも対応しておりますので、ご要望の際は以下の資料をご提示頂ければと思います。
①設置環境(屋外・屋内・塩害地域・湿気が多い等)
②設置可能なスペース
③実装機器の仕様(お客様の方で予定する実装機器がある場合)
④機能仕様、電源仕様
塩害地域に設置する屋外盤としては以下のような注意が必要になります。
⑴盤自体の錆対策:塩害地域においては通常の屋外盤になると塩分を含んだ空気により筐体への錆の進行が進んでしまいます。対策として重耐塩仕様の塗装を実施したり、盤自体の材質をステンレスで製作することなどが必要になってきます。
⑵盤内への塩分を含んだ空気の進入対策:標準的な屋外盤については盤内の換気対策として換気口を設けておりますが、塩害地域では通常の換気口だと塩分を含んだ空気が盤内部に進入してしまい、内部機器に錆が発生して制御盤の機能を損なう恐れがあります。そのために換気口部分に塩害フィルタを設けたり、盤を密閉して熱交換器を利用して盤内の温度を下げる等の工夫が必要になります。
設置環境によって以下のような対策を実施しております。
⑴盤用換気扇(ファン)の取付:盤内機器の発熱量を計算して、温度上昇を抑えるよう最適なファンの選定を行います。
⑵盤用クーラー、熱交換器等の取付:内部機器の動作保証温度が低く、ファンでは温度上昇を抑えるのが難しい場合は盤用クーラーをを取付、盤内の温度を下げます。
⑶屋外盤には遮熱板を標準的に取付することで温度上昇を防いでおります。
⑷ヒーターの取付:冬場の温度下降に対してはヒーターを取付いたします。
その他特殊なケースとして遮熱塗料を利用することで盤内の温度上昇を防ぐ対策を実施したこともあります。
屋外制御盤を選定する上で、設置場所と設置場所の条件が重要となります。
⑴海岸に近い場所では、塗装仕様(重耐塩塗装、耐塩塗装)・筐体自体の材質の選定(ステンレスまたは鉄)・塩分を含んだ空気が盤内に入らないような構造(密閉構造+クーラー取り付けによる内部温度上昇の抑制)を考慮する必要があります。
⑵積雪地域では、地面近くに設置してしまうと雪の影響で扉が開かないために電柱に固定する場合や屋根の形状を変更することで積もらないようにします。さらに、融雪剤の影響で錆の発生に備え、重耐塩仕様の塗装を施すことも重要です。
年間で200面~300面の制御盤を製作しております。当社では屋外・屋内を問わずさまざまなサイズ、仕様の制御盤を製作しております。また設置場所・環境に合わせてお客様が使いやすい制御盤の製作をさせて頂いております。さらに制御盤以外にも操作卓、表示盤等についても製作しておりますのでお問い合わせ頂ければご対応させて頂きます。
必要な性能としては、お客様が防塵・防水性能(IP規格)をどこまで求めるか、動作保証温度をどの範囲に設定するかにより左右されます。防塵・防水性能については設置する場所・環境によってIP00~IP68まである等級をどの程度求めるかなります。(別途IP規格表をご覧ください)当社が製作する屋外盤としてはIP33~IP45程度までのものが多いです。動作保証温度については内部に実装する機器の動作保証温度により筐体内部の温度をどの範囲に収めるかになりますので、実装機器により検討が必要になります。
環境試験は対応可能です。一般的な散水試験・防塵試験をはじめ、その他特殊な試験内容にも対応しておりますので、ご相談ください。
基本的に屋外盤については溶接構造のため当社にて組立検査を実施してからの出荷とさせて頂いております。一体構造になりますので現地にてそのまま設置頂ければと思います。ただ設置場所により一体での搬入が困難で分解して現地にて組立が必要な場合については別途ご相談頂ければ対応させて頂きますのでご相談頂ければと思います。
寒冷地や湿気の多い場所に設置する場合には盤の外部と内部の温度差により結露が発生し、それにより内部機器が錆を発生しトラブルをおこす原因になる場合があります。そこでヤマウラでは設置環境に応じでヒーターや盤用クーラーをご提案して結露対策をさせて頂きます。
はい、屋内・屋外の制御盤・分電盤・操作盤の現地組立に対応しております。製造したパネルを輸送し、現地で筐体の組立・取り付けまで行います。
インフラ技術ナビでは、現地調査から設計・製作・試験、輸送・現地組立まで一貫対応しております。
当社での基本的な構造はIP43構造としていますが、IP45までの制御盤については製作可能です。IP45になりますと換気口部分等について工夫が必要になってきます。内部機器との関係もありますので単純に換気口等を塞ぐだけでなく、IP45仕様の換気口に変更したり、盤用クーラーに変更したりして対応しております。
屋外盤については標準的にはマンセル記号でN7.0や5YR2/1.5(環境色)が多いですが、指定色での対応も可能です。その場合には指定色にて色見本を製作させて頂き、お客様にその色見本にて指定色が問題ないかをご確認頂きます。
通常は除塵機・制御盤はセットとなりますが、制御盤のみの製作も可能です。
他社製造の制御盤でも当時の購入仕様・運転フロー等を開示いただければ製作可能です。
過去には東北、北陸の豪雪地帯への屋外盤の納入実績があります。
豪雪地帯になりますと屋外盤の屋根の形状を雪が積もりにくくなるように傾斜をつけた構造に変更したり、積雪によって制御盤が埋もれてしまうのを防ぐために少し設置位置を高くするための架台を製作したりと工夫が必要になってきます。当社では、設置環境に応じた提案をさせて頂きながら製作しております。
お客様によっては既設のベースを流用してそのまま屋外盤だけを更新したいと言われるケースもよくあります。当社では現地調査からの対応も可能です。またお客様の方でサイズを確認してご連絡頂ければ、それを元に設計・製作を実施しております。特注品の屋外盤の設計・製作対応をしておりますので既設ベースにあわせた製作が可能になります。
標準的な前面・右開きタイプの屋外盤以外にも、設置環境に合わせて左開きタイプ、前背面両扉タイプ、観音扉タイプなど、お客様の要望にあわせた扉に変更対応をさせて頂いております。
観音扉タイプは通常W900位のサイズからになりますが、設置環境によって1枚扉だと扉が開かない状況になるケースがあり、W900以下のサイズの場合でも観音扉にして製作するケースも対応させて頂いております。
株式会社ヤマウラでは、標準サイズの屋外盤から設置スペースに合わせて設計・製作する特注の屋外盤まで製作しておりますので、お客様の要望されるサイズに応じで屋外盤の形状変更の対応させて頂いております。
設置スペースの限られた場所に合わせたサイズでの屋外盤の設計や、設置方法(自立・壁掛け・装柱など)に合わせた屋外盤の設計製作が可能です。
株式会社ヤマウラでは、今までに数多くの屋外制御盤の製作実績があります。大きなもので大きさH2350✕W1800✕D800から小型の壁掛けタイプの屋外制御盤まで様々な大きさの制御盤の実績があります。設置場所や内部実装機器に併せて筐体の設計提案から製作が可能です。
制御盤の仕様、また当社の生産状況等によっても左右されますが、最短で仕様確定後2ヶ月程度になります。当社ではハード設計・ソフト設計から制御盤の製作を行っておりますので当社の技術スタッフがお客様の要求仕様を満足するべく打ち合わせ行って詳細設計を進めていきます。
寸法試験・塗膜厚試験・防滴防水試験等を基本とし、必要に応じて工業試験場での環境試験を行います。試験項目におけるご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
申し訳ありませんが、海外メーカーのPLCは対応はしておりません。
PLCはオムロン・三菱電機・KEYENCEを主に使用しております。
当社ヤマウラは、PLCソフトを通信機器として使用することに精通しており、さらにインフラ設備のPLCソフト開発を行っております。 また、複数の大手メーカーと提携しており、お客様のご要望に合わせて最適なPLCソフトの開発を行うことができます。
インフラ技術ナビを運営するヤマウラでは、小水力発電設備、水門、除塵機、巻き上げワイヤードラム、合成床板等インフラ関連の設備・構造物の製作を行っております。現場調査・設計提案、加工・測定、現場での取り付けまで一貫対応が可能です。
PLCソフトの開発でお困りの方は、インフラ技術ナビまでお問い合わせください。
SCADAを1から製作するのはコスト面からも困難と想定されますが、市販されているSCADAをカスタマイズして製作する方法であれば対応可能です。まずは一度ご相談ください。
風力発電設備用の遠隔監視については納入実績はございませんが、水力発電設備用を転用することで対応可能です。まずは一度ご相談ください。
モバイル端末を使用した、モニタリング・遠方制御も可能です。
無線LAN(WiFi)を使用していますので周辺機器への悪影響もありません。
はい可能です。状態監視・履歴表示・定数設定等、PLCと組み合わせることでさまざまなニーズにお応えしております。
光ケーブルの融着接続、損失測定等、有資格者が在籍し対応しております。融着接続機も保有している為、スピーディーな対応が可能です。
中部5県を中心に施工対応しております。その他、関東・関西・北陸エリアも実績がございますのでお問い合わせください。
御発注・仕様決定後、最短で6ヶ月程度で製作可能です。ただし、昨今の半導体不足により部品の入荷に遅れが生じておりますので別途ご相談ください。
主にダム・河川・遊水池で、出水時における水門等の管理設備をセンターから一括集中管理・操作を可能にするシステムを納入しております。その他、水力発電所を遠く離れた場所からモニタリング・運転状況を把握する監視システムを納入しております。
過去に製作した実績としては最大でH2350×W1800×D800程度になります。また盤の材質としては鉄(SECC)、ステンレス等が中心になります
ストックヤードは最大 1600㎡ 使用可能です。
ヤマウラには長野県に、駒ケ根工場と宮田工場という2つの工場がございます。各工場のストックヤードの広さは下記の通りです。
・駒ヶ根工場 幅16m × 長さ30m × 高さ4m
・宮田工場 幅20m × 長さ80m × 高さ5m
東京・大阪・愛知の三大都市圏に半日以内に移動できるという好立地であることと合わせて、柔軟な納期対応が可能です。
詳細はインフラ技術ナビを運営するヤマウラまでお問い合わせください。
「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。