目次

・PLC（シーケンサ）とは？

・4種類のシーケンス制御

・ダム・河川の制御監視におけるPLCの活用事例

・PLCを活用したダム・河川の管理システムなら、ヤマウラにお任せ！

PLC（シーケンサ）とは？

PLC（英語：programmable logic controller）とは、プログラマブルロジックコントローラの略で、あらかじめ決められた順序で各工程を進める「シーケンス制御」（詳細は後述）という制御方法で機械を制御する装置です。三菱電機は、「シーケンサ」という製品名でPLCを展開していますが、それが広く普及したことでPLC＝シーケンサというように同義で使われる場面が少なくありません。

PLCは、全自動洗濯機やエアコンなど、一般家庭にある電化製品から、エレベーター、信号機、自動ドア、工場の機械、発電所・変電所など、様々な分野で使用されている装置です。PLCを用いることで、自動制御化を実現することができ、機械の生産性・安全性を向上させることができます。

また、PLCはプログラム可能であるため、機械の制御方法を柔軟に変更でき、機械の生産性を容易に改善できます。PLCのプログラムは専用のプログラミング言語を用いて作成され、複雑な機能を持つ制御システムを構築することができます。

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4種類のシーケンス制御

シーケンス制御（英語：sequence control）は、①時限制御②条件制御③順序制御④計数制御の４つに分類されます。

①時限制御

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時限制御は、あらかじめ制御回路に設定された時間だけ動作することができる制御方法になります。これは、時間を計測できるタイマーやスイッチを使用することが多く、家電製品など一定時間で作業が完了するような機器に使用されます。例えば、洗濯機や炊飯器などが挙げられます。

②条件制御

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条件制御は、ある条件が満たされた場合に動作指令を行う制御方法で、センサなどを利用して物理的な変化を検知することにより制御するケースが多いです。例えば、大雨の影響でダムや河川の水位が一定以上に達したら警報を出す、あるいは取水口ゲートを開閉するなどは、この条件制御にあたります。必要な時のみ機器を動作させ、不要な時・危険な時に動作しないようにするせいぎょであることから、別名インターロック制御と呼ばれることもあります。

③順序制御

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順序制御（工程歩進制御とも）は、あらかじめ設定された順序に従って自動的に動作が進む制御方法です。工場の製造ライン制御は、順序制御にあたります。前の工程が完了したことをセンサで検知すると、次の工程に移行することができます。

④計数制御

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計数制御は、部品・製品の個数や機械の動作回数を計測し、一定数に達した際に機器を動作させる制御方法になります。カウンタ機能が必須になります。

ダム・河川の制御監視におけるPLCの活用事例

ダム・河川の制御システム・監視システム向け機器におけるPLCの活用事例をご紹介します。

これらの他にも、PLCを活用した制御機器は多数ございます。

＞＞発電監視制御装置

＞＞遊水地管理システム

＞＞ゲート機側操作盤

＞＞ダム用水門設備機側盤

＞＞圧力式水位差計

PLCを活用したダム・河川の管理システムなら、ヤマウラにお任せ！

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